1000年経っても錆びない釘が、日本に実在していた!? 『古代日本の超技術』

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野原
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今年で22歳の大学生。
非常勤講師として、塾で働いている。主な担当科目は社会と国語。小学生から高校生まで、幅広い年齢層の生徒に授業を展開している。

本をこよなく愛する読書家。ジャンルに関係なく、「面白そうだ」と思う本を読む。
特に読みがちなジャンルは健康、歴史、経済あたりだろうか。

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過去の日本には、今以上に優れた技術があったんよ。

日本が誇る、古の職人の神業を知りたいのなら『古代日本の超技術』がオススメやで

魅力① 技術畑の著者だからこそ光る、歴史の覗き方

こーいう歴史ジャンルの本ってさ、予備校の講師だったり、その道の学者さんが書いてるパターンが多いんよ。

でも、この本は違う。

著者である、志村史夫さんは元々半導体を研究してた人なんよ。

つまり技術者特有の目線で、日本の歴史に向き合ってくれる。これって何気にすごくてさ。ちょっと本文を引用するで。

三内丸山遺跡で出土した翡翠の太珠(大型の玉)には、現代にも通じる、あるいは現代の技術をも凌駕する超高度の穿孔(孔あけ)技術が見いだされるのである。

『古代日本の超技術』p31より引用

「三内丸山遺跡で翡翠の玉が出てきた?ふーん」

「いや、目の付け所は翡翠の玉じゃない。翡翠に空いてる穴やで!」

「は?」

翡翠の玉に穴を穿つのはすごくてな!翡翠はすごい硬いから、穴を開けるのも難しい。でも、それらしい道具が、」

ほら、一般ピーポーとは目の付け所が違うやろ?

いつもと違う、歴史の見方を手に入れるのも乙なもんよ。

魅力② 昔の日本の建築様式から、日本文化の特徴が分かる。

他にも、日本に残る建築物のすごさを教えてくれる。

どーいうことかっていうとな、現代以上に優れてるものが多いからよ。

野原
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なんなら海外と比べても、引けを取らんと思うで。

でもこの本では、ただ建築物の素晴らしさを語るだけじゃない。

建築技術、あるいはモノを作るもとになる材料から、大変興味深い考察を残してくれてる。

西洋の文化が石の文化。

なら、日本は何の文化なんやろな。

魅力③ 「なんで素晴らしい技術が途絶えたか」を考えられる

この本に出てくる技は、今でも活かせるであろう技術ばっかりなんよ。

でも悲しいことに、技術は廃れていってるらしい。

なんで、今では廃れていってしまってるのか。あるいは、過去のものを生かすにはどうすればいいのか。

読んだあとに考えてみるのも、自分のためになるで。

読むべき人

  • 今までの歴史書とは違う見方で日本史に触れたい人
  • 日本文化とは何なのかを知りたい人
  • なぜ、優れた技が廃れているのかを考えたい人

日本という国を捉えなおすうえで、もってこいな一冊。

それに限る。

読むべきじゃない人

  • 日本史に興味がない人
  • 日本文化とかどうでもいい人
  • 技術が廃れようが何も思わない人

まとめ

技術という、珍しい視点で日本史に切り込んだ一冊。

日本人を名乗るんなら、読んで損することはないで。

参考情報・参考書籍

古代日本の超技術 志村史夫

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今年で22歳の大学生。
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特に読みがちなジャンルは健康、歴史、経済あたりだろうか。

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