人々よ、我々の戦いに協力せよ 『戦争プロパガンダ10の法則』

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野原
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今年で22歳の大学生。
非常勤講師として、塾で働いている。主な担当科目は社会と国語。小学生から高校生まで、幅広い年齢層の生徒に授業を展開している。

本をこよなく愛する読書家。ジャンルに関係なく、「面白そうだ」と思う本を読む。
特に読みがちなジャンルは健康、歴史、経済あたりだろうか。

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ウクライナ侵略、アフガニスタン紛争、シリア内乱、冷戦、第一次世界大戦、第二次世界大戦。

不幸にも、世界では多くの戦争が起こってる。

でも、これって不思議じゃない?

だって、ほとんどの人は戦争なんて嫌なはず。なのに、どうして戦争を選ぶんやろ。

答えは簡単。

騙されてるからなんよ。

どーいう風に、国は人を騙そうとしてくるのか。

それは、『戦争プロパガンダ10の法則』を読めば分かるで。

魅力① 具体例がいっぱい

この本では、10個の法則とその具体例が書かれてる。

で、この本に出てくる例としてよく挙げられる戦争は二つ。

第一次世界大戦、第二次世界大戦。

でも、それだけじゃない。割と最近起こった戦争も出てくる。

ベトナム戦争、コソボ紛争とか。

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コソボ紛争は2000年代直前の争いやで。

いろんな実例を出しつつ、プロパガンダに共通したやり方を炙ってくれる。

見てて楽しいし、著者の命が狙われないか心配にもなる。

まさに、切れ味のいい刃物のような一冊。

魅力② プロパガンダの法則

筆者であるアンヌ・モレリは実際にあった例を出しつつ、プロパガンダの法則について教えてくれる。

ちなみに、プロパガンダ=宣伝やで。

今回の場合、宣伝してるのは国やね。

国は国民を戦争へ協力させるために、どーいう騙し方をしてくるのか?

騙しの法則は10個あるんやけど、特別にその半分を明かしてしんぜよう。

  1. 我々は戦争をしたくない。
  2. しかし敵側が一方的に戦争を望んだ。
  3. 敵の指導者は悪魔のような人間だ。
  4. われわれは領土や覇権のためではなく、偉大な使命のために戦う。
  5. われわれも意図せざる犠牲を出すことがある。だが敵はわざと残虐行為に及んでいる。

(『戦争プロパガンダ10の法則』目次より引用)

これをチラッと見るだけでも、説得力を感じないかい?

なんなら、似たようなニュアンスの響きをニュースで聞いてる気がするんやけど。

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他人事に感じれないのは、自分だけかな?

魅力③ 最後の問いかけ

プロパガンダにおける10個の法則について触れ終わったあと。

とある4つのクエスチョンに触れて、それで著者の話は締めくくられる。

で、この最後に書かれてる4つの質問がいいのよ。

だからどうか、ただプロパガンダの法則を知っただけで満足せんとってくれ。

4つの質問に、自分なりに考えて答えてみてほしい。

そこまでしてやっと、この本を読めたって言えるんじゃないかね。

読むべき人

  • 歴史が大好きな人
  • 人を騙せてしまう方法を知りたい人
  • 戦争のメカニズムを知りたい人

この本に書かれていることは、戦争のために人を操る術に他ならん。

そこに興味を持てるなら、楽しんで(?)読めるで。

読むべきじゃない人

  • 歴史に興味がない人
  • 人の馬鹿なところを見たくない人
  • 戦争とかそーいうのに興味がない人

戦争とか、歴史に興味がないなら読まんほうがよろし。これに限る。

まとめ

具体的にどーいう風に国に騙されて、戦争に進んでいくのか。もしかしたら、他人事じゃないかもしれん。

詐欺師のやり口を知ってるほうが、自分を守れるで?

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参考情報・参考文献

戦争プロパガンダ10の法則 アンヌ・モレリ 永田千奈(約)

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特に読みがちなジャンルは健康、歴史、経済あたりだろうか。

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